英雄の皆さまへ
2022年に入り、そろそろ2ヶ月目も終わりに近づいて来ましたが、『百英雄伝 Rising』についてさらにご紹介したいと思います。本作は、『百英雄伝』の世界観をベースにした、とってもエキサイティングなコンパニオンゲームとして制作が進行しています。それでは早速、こちらをご確認ください!
[b]-『百英雄伝 Rising』スクショ初公開![/b]
『百英雄伝 Rising』の舞台は『百英雄伝』本編の舞台となる「オールラーン大陸」の辺境にある小さな街「ニューネヴァー」。今回は開発中の『百英雄伝 Rising』から未公開スクリーンショットをお見せしましょう!
ニューネヴァーの街を探索して、個性豊かで生き生きとしたキャラクターたちに出会いましょう!
エネルギッシュな冒険者たちと用心深い街の人たちの仲を取り持って、ニューネヴァーに、かつての賑わいを取り戻そう!
CJ、イーシャ、ガルー、3人を「ワンボタン」で切り替えて、それぞれの特技を活かした爽快なバトルが楽しめる!
[b]―制作アップデート
キャラクタープロフィール[/b]
カバナ
出身: 獣人族 性別: 男
年齢: 32歳 好きな食べ物: いちご牛乳
温泉堀りの名人で、各所で温泉を掘り出しては観光名所にするのを生業として種族。カピバ獣人自体も温泉が大好き。
カバナはその温泉職人の名手だが、温泉でのルールにも非常に厳しい。
息子のピバを頭の上にのせている。
「おぅ、来たねぇ~ 暖まっていきなぁ~ 肩まで浸かって100まで数えるんだぁ~」
[b]キャラデザインコメント:河野[/b]
カバナは温泉担当ということで、「こんなのはどうでしょう!」
とザックリ描いたのがそのまま採用されたキャラクターです。
なので、完全に私の趣味ということになってしまうんですかね……。
よく似た動物が温泉に入っている動画を見るだけで
なんだか癒されるというあの効果を、ゲームに登場するカバナ親子にも感じていただけると嬉しいなーと勝手に思っております。
はー……温泉行きたいですねぇ。
[b]村山の開発月報 Vol.17 [/b]
百英雄伝の開発も、各パートが姿が見えてきてその一部は最終形を意識した形を目指してクオリティを上げていっています。そこではいろいろな試行錯誤があり、また「百英雄伝にとって正解は何か?」を決める作業があります。
全てのゲームは「面白い」事を目指してつくられますが、面白いとは何かという解釈については多くの正解があり、それはゲームによって違います。
美麗なグラフィックで魅了する事が最大の面白さ、であってもいいし、とにかく操作が気持ち良い事が最大の面白さでもいい。
ただ、難しいのはそれら全てが同時には成立しない場合があることです。
単純に「とにかくレスポンスが早い事」と「雰囲気を壊さない間を意識した演出」は時に両立しません。
また、今回の百英雄伝はかなり恵まれた開発環境にありますが、それでも開発にかけられるリソースは有限であり、それを一番どこに注ぎ込むか?という判断があります。
Aという要素にリソースを掛けると、Bという要素はある程度簡易なものになるという判断もあります。
百英雄伝のウリは多数のキャラクターがいて、それらのキャラクターの個性を楽しみ、ユーザーが自分自身で好きなキャラクターを活躍させるられる事です。
それをどこまで実現できるだろうか?
それがこの百英雄伝というゲームにとっての正解になるはずです。
[b]コアメンバーからのメッセージ:河野[/b]
今回は、『百英雄伝』がスタートしたころに「どんなタッチでキャラクターイラストを描くか?」という議論がありましたので、その時の話などを。
基本、今作のアートディレクターでもある村上Jさんとあれこれ相談しつつ進めていたのですが、「今ここであえて水彩っぽく描くのはどうだろう」みたいな話が出ました。
(とはいえ、実際にアナログで作成するのはもう長いことやっていないし戻れないのであくまでもデジタルで描く水彩『風』なのですが)
というわけで、テストで塗ってみたのですが……
思った以上に手間がかかってしまい、このペースで100体以上同じタッチのイラストを仕上げられる自信がなくなってしまったのに加え、そこはかとなく醸し出される懐かしい雰囲気に「これ今から新たにやるべきじゃないかも?」となり、最終的に今のタッチになったのでした。
というわけでAの方がボツになった水彩風で、Bが今回採用されたタッチです。(Aの方が良かったという方、ごめんなさいです!)
キャラ設定的にも帽子を被せようかとかあれこれ試行錯誤があった頃なので、デザインが違ったりしてますがそれもまたご愛嬌ということで。
ではではまた!